太鼓集団「島衆」

今治夏の恒例イベント
ハードだった演奏
2006.8.6

出演行事名
第9回
今治市民のまつり
おんまく

演奏場所
愛媛県今治市
今治銀座商店街

出演時間
13:00〜13:15(海響)
15:30〜15:45(島衆)
17:30〜17:45(合同チーム)

演奏時間
15分ずつ

演奏曲
島打ち(島鼓美) 豊楽祭(島衆)
海の豊饒(海響)
海の城(合同チーム)

広島の暑い夏の一日が始まる。蝉の声も朝からうるさいほどに重なり合っている。しまなみ海道を走り、一行は今治に向かっている。

おんまくに行くようになって何回目であろうか。海響として他の太鼓チームとの顔合わせが一段と楽しみになってきている。おんまくはおもしろい企画だと思う。商店街を上手く使って、順番に太鼓の演奏を行いながらお客さんが移動していくのである。「寿太鼓」のメンバーが仕切ってくれる。今年は各団体の演奏のほか、全体で叩く曲が2曲ある。「海の豊饒」と「海の城」である。事前にチラシが配られていたのか、「海の豊饒」を楽しみに来たのだというお客さんに逢った。嬉しいことである。今回、「豊饒」メンバーの位置決めもなく、ぶっつけ本番になってしまった。事前のリハには欠席で、それぞれのチーム練習にかけるしかない状況であった。「島衆」は、まずメンバーのうち6人がの豊饒に参加。海響としては10人の演奏で、かなりの迫力があった。商店街の四辻、普段は車の通る道のど真ん中に太鼓をを並べて、その周りを何重にもお客さんが取り囲んでの演奏である。「海響」の「豊饒」は結構ハードペース。聴いている方は楽しい!けれど、叩き終えた方は、汗と疲労に包まれている。無理もない。そんな始まりであった。

つかの間の休憩の後、場所を変えて「島衆」の演奏。「島鼓美」の15人の子ども達から始まる。付き添いのお父さんお母さんの手にはビデオやカメラ。何度もくじけそうになりながら覚えた子も、今日は張り切っている。段々度胸がついているのか、緊張している子はいない。流石である。練習以上にいい出来で叩いているようであった。続いて、「島衆」。またまた「豊楽」初バージョン。これがこれがである。豊楽はお客さんと楽しむノリがいい曲で、何度も演奏はしている。そこに篠笛を入れ、一部曲を付け足した新しい「豊楽」なのだ。今回太鼓はまったく叩かず、篠笛に時間をかけ挑んでいる私だった・・・。練習はとても充分とは言えなかったが、太鼓の部分は良かったと思う。(ただひたすら反省している私。みんなは気づかない位、ものすごく落ち込みました。)いや!アレンジを加えて、「豊楽」もいい曲に仕上がっていくような気がした!(前向き!)

最後に全団体選抜メンバーによる「海の城」の演奏。豊饒とは違ってお祭りっぽい賑やかな曲である。3曲叩く若手メンバーもいる。相当ハードな一日であったろう。繰り返しの多い曲なので聴きなれたフレーズが出てきてお客さんは面白いが、叩きながらどこ叩いてるか勘違いしやすい曲でもあるそうだ。ちなみに私は覚えていない。

おんまくの日はいつも暑い。帰り支度を始める頃は夕方になっていたが、まだ日差しはきつく、熱気は覚めやらない。花火目当てのお客さんと入れ替わるようにして、一行は今治を後にした。

しまなみ海道を太鼓を積んで走るトラックが、夕日を浴びている。瀬戸内海に浮かぶ島々、その島に架かる橋を夕日が染める。そんな情景が島衆トラックのボディに描かれた、今日がそのお披露目でもあった。

広島も、暑かった一日を終えようとしていた。

Reported by Yoko Beppu


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