太鼓集団「島衆」

番外編
待ちに待った大太鼓が
やってきた
2003.2.5

2002年秋、その計画は動き出していた。太鼓集団「島衆」も結成7年目を迎え、普段と変わりなく出演をこなしていたメンバーに吉報が届いた。それは、瀬戸田町の有志の皆様が、3尺の大太鼓を寄付して下さるというものだった。その申し出に断る理由など無く、会長をはじめメンバーはその件で走り廻る日が続いた。その時に出てきた問題が一つ、それは、太鼓集団「島衆」へ直接寄付して良いものかということだった。結局、話し合いの末、一旦は瀬戸田町に寄付して、それを「島衆」で使用させて頂くという形になった。

11月、寄付をしていただく有志の方々と会長以下数名のメンバーは、石川県の浅野太鼓へ下見に訪れる。出発する前まで、メンバーは単なる下見だと思っていた。ところが帰ってから会長の口から出た言葉はなんと、「有志の方々は浅野へ行ってすぐに太鼓を注文したぞ。しかも、3尺ではなく3尺3寸の大太鼓を。」だった。これにはさすがに驚いた。搬入予定も12月の初旬ということに決まった。しかし、色々な事情が重なり、搬入は2003年に持ち越されることになる。

年が明けて2003年2月5日、ついにそのブツは瀬戸田町へ姿をあらわした。この日は平日にもかかわらず、メンバーの半数以上が搬入に立会った。そして有志の方々、浅野太鼓の専務も搬入される大太鼓を見守る。みんな予想はしていたんだろうけれども、やはりその大きさに圧倒されている様子。正面には会長直筆の「瀬戸田 島衆」という文字が入っている。

重さ200Kg、直径1メートル以上ある太鼓は運ぶのにも一苦労。まず初めに、据え置き台への乗せ方、据え置き台からの降ろし方を教わる。これを教わらないと、ベル・カントホールから持ち運びができない。今までの太鼓とは全く違う手順にメンバーも戸惑い気味。続いて、専属の先生によって構え方や叩き方を教えていただく。そしてメンバーも叩いてみる。しかし音は出るが全く違う。これはやはり経験の違いなのだろうか。約1時間ほどのワークショップも終わり、関係者の方々を見送った後、残ったメンバーで先ほど教わった叩き方などのおさらいは夕方まで続いた。

3月2日、ベル・カントホールで行われるイベントのアトラクションでついにそのベールを脱ぐことになる。現在、メンバー一同、その練習に励んでいる。

Reported by D.K


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