
結婚式での演奏
依頼主は元メンバー
2001.10.28
出演行事名
山本家結婚式
演奏場所
広島県広島市
広島サンプラザ
出演時間
13:30〜13:50
演奏時間
20分
演奏曲
島打ち・流・豊楽祭
せっかくの晴れの祝いの日、空には鉛色の雲がたれ込め、朝から大雨となっていた。この日、「島衆」メンバーは不安と期待を抱きつつ、一路広島へ向かっていた。以前、「島衆」に入会していた瀬戸田町出身の元男性メンバーから依頼があったのは約1ヶ月前。その依頼の内容とは、姉の結婚式で太鼓を披露してくれというものだった。以前、結婚式という晴れの舞台で太鼓を叩いた経験は1度あるが、どのような形の演奏になるのか全く分からない。はじめて話を聞いたメンバーは戸惑っていた。しかし、会長は迷うことなく2つ返事で答えた。
まずは会場入りしての下見から。披露宴会場はすでに準備が進められ、100名ほどの席が設けられ、盛大な披露宴になる事を物語っていた。ステージは新郎新婦席を正面にして反対側。奥行きがそんなに無かったため、目いっぱい横に広げる形になった。また、「島衆」の登場は、お色直しが済んだ後。そのため、太鼓は最初から準備しておくのではなく、お色直しの最中に運び込むという形になり、入念なチェックが行われた。
メンバー一同が目を疑ったのは、演奏まで約30分と迫った頃だった。ケースから太鼓を取り出し、最終的な準備にとりかかった時、2つ持参したうちの1つの締太鼓の片面の皮が円を描くように3分の1ほど破れている。まだ締めていない状態で、このまま締めてしまうとさらに破れる可能性もある。締太鼓を1つにして曲数を減らすかといった案も講じられた。結局、慎重に締めてみて、反対の面を叩いてチェックしてみた。どうにか通常に近い音が出たため、なんとか締太鼓2つで演奏する事ができた。
一方、金子さんは新婦の親戚という事で、家族揃って披露宴に出席。演奏前、控え室で礼服から衣装に着替え、演奏後にはまた礼服に着替え再び披露宴会場へ。お疲れ様です。
演奏時、新郎新婦はもちろん、他の皆さんもステージのすぐ前まで来ていただいて、十分楽しんでいただいた。演奏を終えたメンバーはみんな満足感に浸っていた。
披露宴も無事終わり、帰る間際には新郎新婦と記念撮影。外は今まで降っていた雨もやみ、まるで天もこの晴れの祝いの日を祝福するかのように、カラリと晴れ上がった。
Reported by D.K
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